藪本 めぐみ

INTERVIEW

ブランドコレクト ストアマネージャー藪本 めぐみMEGUMI YABUMOTO

日本発→世界、
への新しい可能性

ひとくくりにされたくない、趣味も仕事も

学生時代は古着屋巡りとか好きでしたね。
下北とか原宿とか高円寺とか。
古着の何が魅力って、一点ものというところ。
色や種類はもちろん、サイズは状態などから
これにしかない価値が好きだったんでしょうね。

就職活動でも、自分が自分らしく仕事できる環境を求めて、
繊維商社や百貨店のバイヤーなど、あとは英語が話せるので、
その語学力が活かせるような、自分らしく働ける会社を探していました。
でも、いわゆる大手企業はどこか画一的。
個性よりも、みんな一緒であることが大事。

トレジャー・ファクトリーと出会ったのは、
そんな風に感じていた頃でした。

自分という個を見てくれて、
みんな一緒である必要はなく、型にはめられた感じがしない。
そんな組織とのフィット感を感じ、入社を決めました。

ハイブランドだけで構成されたセレクトショップ

今、自分が関わっているのが「ブランドコレクト」という業態です。
インポートブランドやドメスティックブランドといったハイブランドを中心に、
その街にあった構成で展開する専門業態。
たとえば原宿竹下通り店でいえば、海外のお客様向けにインポートブランドとドメスティックブランドを中心に。
表参道店では、ブランドバッグ・腕時計・アクセサリー・ジュエリーを中心としたハイブランドアイテムを専門に。
原宿店では、若者向けのストリートブランドを。
といった具合に、その街にあったブランドで顔づくりをしている業態です。

海外のお客様とブレンドコレクト

自分が以前に所属していた原宿竹下通り店では、海外からのお客様が全体の7-8割。
英語が得意だった自分にはピッタリの環境だったと思います。
たとえばアメリカなんかでは、服をリユースするという考え方が日本のそれとは少し違うようです。
あっても、いわゆるガレージセールみたいな感じでしかなく、
トレジャー・ファクトリーのように、その服の価値をちゃんと見て買い取ってくれるところはほとんどないそうです。
だからこそ、海外から来られたお客様の中には、原宿に服をちゃんとしか価格で買い取ってくれるところがある、と評判を聞きつけ、わざわざご来店いただく方がいるほど。
もちろん、CtoCのオークションサービスもあるにはあるけど、まだそれほど根付いてはいないようですね。

ブレンドコレクトの新しい可能性

そういった海外のお客様とのやりとりは、ブランドコレクトだけでなく、
トレジャー・ファクトリー全体でも増えていくはず。
もしかしたら、このリユースのカタチ自体がこれからもっと海外でも一般的になっていくかもしれない。
ちなみに、フリーマーケット文化はアメリカ発だそうですが、
リサイクル×ビジネスやリユース×ビジネスの明確な英単語は存在しないとのこと。
それってもしかしたらチャンスかもしれませんよね?

日本発→世界に向けた新しい展開の可能性に今からワクワクしています。