大田原 剛

INTERVIEW

トレジャーファクトリー ストアマネージャー大田原 剛TSUYOSHI OOTAWARA

アイデアや工夫で
何屋にでもなれる

リユースが当たり前の時代

入社したのは2010年の4月。
明確にコレ、というやりたいものがあるわけでもなく。
就職活動も家具メーカーや広告代理店とか色々受けてましたね。

トレジャー・ファクトリーは当時からユーザーとして利用していました。
何かのついでにちょっと寄って、たまに何か買ったり。
就職活動の中で、選択肢としてあがったときに、
洋服も好きだし、アウトドア、スポーツも好きという
浅く広く好きがあった自分には、あってるのかな、色々チャレンジできそうだな、
と思い、ここに決めたのを覚えています。

今ほど、売ることを前提にモノを買う時代ではなかったけど、
自分が働きはじめてからでしょうか。
世の中が徐々に、家にあるいらないものを捨てるのではなく、
売る、つまりリユースという選択も一般的な感覚になっていった気がします。自分たちがやっている仕事が世の中に浸透していくのはやっぱりやりがいに感じますよね。

数値管理の意識が身につく環境

今でも思うのですが、本当にトレジャー・ファクトリーのお店づくりは面白い。

たとえば、自分が配属になったあるお店では、
お店のレイアウトを変えただけで、売りも買い販売も買取も、ものすごい伸びた。
このときは、二階にあった家具売り場をすべて洋服売り場に変えました。
お客様から見たときのお店の顔が変わるんですよね、こうなると。
あそこ、服の品ぞろえいいよね?自分もここで買取にだそうかな、とか。

また別の店舗でいえば、家具や家電は売れるが、アウトドアやスポーツが弱い。
だから、それらを伸ばすために、買取強化したり、売り場づくりしたり。

もちろん、これらはただの思い付きや熟練スタッフによる勘などではありません。
積み上げられた売上データやお客様の属性分析などの事実に基づいて仮説立てし、
そのうえで、実行していくもの。数値などの事実を根拠にした提案があれば、どんな提案でも実現できる。

ただそれは一方で事実(数値)を元に考え、説明することが必要不可欠。
だからこそ、当社の場合は、特に管理職に近づけば近づくほど数値管理の意識が身に付きやすい環境といえます。

人で変わるお店づくり

モノや売り場だけではなく、もちろんお店は人でも変わるもの。
ある店舗では、店長と副店長が変わっただけで、
本当にお客さんがたくさん来てくれるようになって、
売上が急に伸びだした。
何が変わったって、スタッフ同士の会話が変わったんですね。
「〇〇が売れた、すごいね!」
「〇〇さんの担当していたアレ、すぐ売れたね!さすが!」
店長から率先してそういった会話をスタッフ同士とするようになった。
そうするとどういうことが起こるか。
スタッフが各自でもっと売れるための工夫や改善をするようになるんです。
トレジャー・ファクトリーならでは、かもしれませんが、
社員、アルバイト関係なく、裁量があり、その工夫の余地が普通のお店と比べても多くある。
それは、そうでしょう。極端な話、何屋にでもなれる業態なんですから。
アイデアを活かす幅も、工夫の余地も一般的なお店とはケタ違い。
だからこそ、人が変わることで、売上にも大きなインパクトをすぐに出しやすいんでしょうね。

アイデアや創意工夫ならトレジャー・ファクトリー

自分はもともとプレーヤー時代は、人になかなか任せられなかったタイプ。
でも、副店長、店長となっていくことで、徐々に任せられるようになっていき、
前述のような、お店が変わる瞬間に立ち会い続けてこれたと思っています。

みんなが自発的に動き、アイデアや創意工夫を楽しめる職場づくり。
しかも、多種多様な品揃えで、買取も販売もあるトレジャー・ファクトリーなら、
その結果がすぐに出る。
こんなに面白いお店づくり、なかなかないんじゃないでしょうか。